めだかの品種一覧(2001〜2011) 〜楊貴妃、幹之の誕生〜

 
2015年の時点で456種類もの改良メダカが確認されています(詳しくはメダカ大図鑑もしくは改良メダカ年表ご覧下ください)。

本ページでは、改良メダカの進化に重要な74品種を紹介しています。メダカの特徴(体色、体型、目、ヒレ変化など)についてはめだかの分類方法のページをご覧下さい。


2001年

写真 説明
【品種名】ブラックスモールアイメダカ
【ニックネーム】ピュアブラックメダカ、黒べえ(くろべえ)
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】

2001年にめだかの館で作出されたメダカです。
体色が純黒で保護色機能がほとんど無く、どんな色の容器にいれても純黒です。作出当時のクロメダカ(茶メダカ)と比較し、真っ黒の体色が特徴であったためピュアブラックメダカの愛称が付けられました。
体型は頭が長くスマートで、目が小さく点です。
現在、いろいろなスモールアイが産まれていますが、その原点となるメダカです。また。後に登場するブラックメダカの原点となるメダカです。様々な交配の結果から、現在ブラックメダカと呼ばれている品種には、すべてピュアブラックの血統が入っているともいわれています(諸説あり)。
ピュアブラック同士の交配においても、ピュアブラックメダカが産まれる確率は低く、非常に貴重なメダカです。目はほとんど見えていないため、他のメダカに比べ少しデリケートな面もあります。
【品種名】ブラックスモールアイヒカリメダカ
【ニックネーム】ピュアブラックヒカリメダカ、小次郎(こじろう)
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】

ピュアブラックのヒカリ体型に当たる品種です。
【品種名】黄金メダカ
【ニックネーム】安芸黄金(あきおうごん)
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】

2001年にめだかの館で作出された全身が黄金色をした品種です。野生メダカ(茶メダカ)から薄黄金色の個体を発見し、累代繁殖させ固定化した品種です。黄金色がとても美しいメダカで、作出から時間の経過した現在も非常に人気があります。体色の維持が難しく、薄くなれば茶色、濃くなると琥珀色となるため、累代繁殖するためには厳密な選別が必要です。
 
【品種名】黄金ヒカリメダカ
【ニックネーム】秀吉(ひでよし)
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】

黄金メダカのヒカリ体型に当たる品種です。

 
2002年

写真 説明
【品種名】ブラック黄金スモールアイメダカ
【ニックネーム】ピュアブラック黄金メダカ、利休(りきゅう)
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】
2002年にめだかの館で作出されたメダカです。
ピュアブラックのヒレに黄金色が入り、大変美しく渋いメダカです。
ピュアブラックと同様に体色が黒、または茶黒でヒレが黄金色になり、保護色の機能がほとんど無く、どんな色容器に入れても黒い体色をいています。
体型は頭が長くスマートで、目が小さく点です。
【品種名】ブラック黄金スモールアイヒカリメダカ
【ニックネーム】ピュアブラック黄金ヒカリメダカ、武蔵(むさし)
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】
ピュアブラック黄金メダカのヒカリ体型に当たる品種です。
【品種名】黄金ダルマメダカ
【ニックネーム】金鱗丸(きんりんまる)
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】

黄金メダカのダルマ体型に当たる品種です。
【品種名】黄金ヒカリダルマメダカ
【ニックネーム】金皇丸(きんのうまる)
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】

黄金メダカのヒカリダルマ体型に当たる品種です。
 

2003年

写真 説明
【品種名】ブラックスモールアイダルマメダカ
【ニックネーム】ピュアブラックダルマメダカ、小錦(こにしき)
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】
ピュアブラックメダカのダルマ体型に当たる品種です。
【品種名】ブラック黄金スモールアイダルマメダカ
【ニックネーム】ピュアブラック黄金ダルマメダカ、武蔵丸(むさしまる)
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】
ピュアブラック黄金メダカのダルマ体型に当たる品種です。
【品種名】ピュアホワイトメダカ
【ニックネーム】雪小町(ゆきこまち)
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】

2003年にめだかの館で作出された純白体色の品種です。
白メダカとの大きな違いは、オスメスが純白の「ミルキー」で統一されている事です。白メダカは、純白の「ミルキー」、クリーム色で黄色の色素がある「シルキー」の2種類が存在しています。また、純白の「ミルキー」はメスのみに表現される体色で、2003年当時はオスのミルキーの存在は認識されていませんでした。数千匹の白メダカの中から、たった1匹のオスのミルキーを発見し、交配を重ねた末に、オスメスともに純白体色の「ピュアホワイトメダカ」が誕生しました。体色固定率は99%以上です。
【品種名】ピュアホワイトヒカリメダカ
【ニックネーム】雪蛍(ゆきほたる)
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】

ピュアホワイトメダカのヒカリ体型に当たる品種です。
【品種名】ピュアホワイトダルマメダカ
【ニックネーム】白美丸(はくびまる)
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】

ピュアホワイトメダカのダルマ体型に当たる品種です。
【品種名】ピュアホワイトヒカリダルマメダカ
【ニックネーム】白鵬(はくほう)
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】

ピュアホワイトメダカのヒカリダルマ体型に当たる品種です。
 

2004年

                      
写真 説明
【品種名】ブラックスモールアイヒカリダルマメダカ
【ニックネーム】ピュアブラックヒカリダルマメダカ、弁慶(べんけい)
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】

ピュアブラックメダカのヒカリダルマ体型に当たる品種です。ピュアブラックメダカの最高峰で、1年に1匹出現するかしないかの、激レア個体です。
価格は30,000円〜200,000円と体色、体型により異なります。
【品種名】ブラック黄金スモールアイヒカリダルマメダカ
【ニックネーム】ピュアブラックヒカリダルマメダカ、義経(よしつね)
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】
ピュアブラック黄金メダカのヒカリダルマ体型に当たる品種です。ピュアブラック黄金メダカの最高峰で、1年に1匹出現するかしないかの、激レア個体です。
価格は30,000円〜200,000円と体色、体型により異なります。
【品種名】朱赤メダカ
【ニックネーム】楊貴妃(ようきひ)
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】
2004年にめだかの館で作出された朱赤体色のメダカで、改良メダカを代表する品種です。江戸時代から広く流通し親しまれてきた品種にヒメダカがありますが、ヒメダカを比較し明らかに鮮やかな朱色を有しています。琥珀メダカの中に一匹の朱赤メダカ(メス)を発見し、そのF1(6匹)から交配を繰り返し、楊貴妃の元親を作出し、累代繁殖させ固定化した品種です。
改良メダカブームの火付け役となった大人気品種であり、このメダカの登場により、メダカは「観賞するための美しい魚」として、世の中に認識されるようになりました。このメダカから改良メダカを始められた方も多いのではないかと思います。
様々なブリーダーによって厳密に系統が保持されており、楊5や楊30といった名称がつけられているが市場に流通することは稀である。
体色固定率は99%であるが、ヒメダカとの交配では楊貴妃らしい体色が損なわれてしまうため、しっかりとした選別による累代繁殖が必要です。
【名称について】
一般的に「楊貴妃メダカ」として知られていますが、日本メダカ協会の種類・名称の分類方法により2015年の第7回春季品評会より、楊貴妃メダカの品種名を「朱赤メダカ」に変更し、「楊貴妃」はニックネームとすることに決定しました。
【品種名】琥珀メダカ
【ニックネーム】
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】
2004年にめだかの館で作出された琥珀体色の品種です。
宝石の琥珀を連想させる体色から「琥珀メダカ」と名づけられました。黄金メダカの中でより濃い体色の濃黄金の中から発見し、累団繁殖させ固定化した品種です。
上品な色合いと、鮮やかなオレンジ色の尾ビレが魅力的な品種です。琥珀体色を選別したり、鑑賞して楽しむ際には、白系や淡い色の容器がオススメです。
【品種名】琥珀ヒカリメダカ
【ニックネーム】暁(あかつき)
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】

琥珀メダカのヒカリ体型に当たる品種です。
【品種名】琥珀ダルマメダカ
【ニックネーム】琥珀丸(こはくまる)
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】

琥珀メダカのダルマ体型に当たる品種です。
【品種名】琥珀ヒカリダルマメダカ
【ニックネーム】琴琥(ことこ)
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】

琥珀メダカのヒカリダルマ体型に当たる品種です。
【品種名】スカイブルーヒカリメダカ
【ニックネーム】静香(しずか)
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】

青メダカには2種類の体色があり、オスはグレー、メスは淡いパールブルーと呼ばれています。メスの体色であるパールブルーをオスに遺伝させ、オスメス同色のメダカを作出することに成功しました。その鮮やかな青からスカイブルーと名付けました。
【品種名】琥珀サムライメダカ
【ニックネーム】
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】

背ビレが2枚に分かれている品種です。ヒカリ体系やヒカリダルマ体系に産まれる事が多く、ヒレの形状は長いものや短いものなど様々です。名前の由来は、背ビレの形状を日本刀に見立て「サムライ」と名付けられました。
【特徴】
サムライ(セルフィン)
 

2005年

                      
写真 説明
【品種名】朱赤ヒカリメダカ
【ニックネーム】東天光(とうてんこう)、楊貴妃ヒカリメダカ
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】

楊貴妃メダカのヒカリ体型に当たる品種です。
【品種名】朱赤ダルマメダカ
【ニックネーム】初恋(はつこい)、楊貴妃ダルマメダカ
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】
楊貴妃メダカのダルマ体型に当たる品種です。
【品種名】朱赤ヒカリダルマメダカ
【ニックネーム】朱天皇(しゅてんのう)、楊貴妃ヒカリダルマメダカ
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】
楊貴妃メダカのヒカリダルマ体型に当たる品種です。
【品種名】朱赤スモールアイメダカ
【ニックネーム】桜蘭(ろうらん)、楊貴妃スモールアイメダカ
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】
楊貴妃メダカにスモールアイの遺伝子を組み込むことによって作出された品種です。スモールアイは出現率が低いためとても貴重なメダカです。
【品種名】シルバーヒカリメダカ
【ニックネーム】銀河(ぎんが)
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】

2005年にめだかの館で作出された品種です。
胴体は白銀の様な体色で、尾ビレが黄体色をしている美麗なメダカですシルバー体色と黄体色の絶妙なコントラストが、シルバーメダカの魅力を引き立てています。
メスのヒレに黄色の色素が遺伝しにくい特徴があり、オスメスを綺麗なシルバー体色にするには、親メダカの選別が非常に重要となります。
ラメが遺伝しやすく、体に入るラメは「満天の星空」を連想し、尾ビレと頭に入る黄色は「暗闇の宇宙から見た淡い黄色の銀河系」をイメージさせることから、「銀河」と名付けられました。
【品種名】シルバーヒカリダルマメダカ
【ニックネーム】煌(きらめき)
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】
シルバーメダカのヒカリダルマ体型に当たる品種です。ラメ入りの個体が多いことが特徴で、ラメメダカの起源となる品種です。
【品種名】出目メダカ
【ニックネーム】
【作出者(地域)】大野(埼玉県)
【説明】
目から口までの距離が短く、両目が飛び出している品種です。目の出方には個体差があり、横に出ている個体から上に向けて出ている個体もいます。ひょうきんな顔立ちが印象的で、人気の高い品種です。
【特徴】
出目


2007年

                      
写真 説明

【品種名】幹之メダカ
【ニックネーム】幹之(みゆき)
【発見者(地域)】菅高志(愛媛県)
【説明】
第1回めだか品評会に出品されためだかです。2007年、菅高志氏によって発見されました。背中に光る青白い光が特徴で、他のメダカにはない輝きをしています。改良メダカの中でも特に人気の品種で、口先まで光が伸びるタイプ、体内光タイプ、オレンジ色に変化するタイプなど、様々な進化を続けています。
【特徴】
幹之

 
【品種名】琥珀透明鱗メダカ
【ニックネーム】紅鮭(べにじゃけ)
【作出者(地域)】仁井谷努(広島県)
【説明】

琥珀メダカに透明鱗の遺伝子を組み込むことによって作出された品種です。古来品種である青メダカ、白メダカ、黄メダカ、茶メダカに透明鱗は確認されていましたが、改良品種の体色に初めて透明鱗が確認された品種です。

※写真は、パンダメダカです。
【品種名】パンダヒカリメダカ
【ニックネーム】
【作出者(地域)】近藤利継(愛媛県)
【説明】

 虹色素胞の欠乏により、目の白い部分がパンダの様に黒く、可愛らしい目をしています。目と同様に、腹部の虹色素胞が欠乏している場合が多く、パンダ目をしているメダカは腹部の黒い個体が多いです。また、ヒカリ体型になると、背中に光のある個体が非常に少ないです。これは、腹部の虹色素胞が欠如している事が理由だと考えられます。
【特徴】

パンダ目
【品種名】白透明鱗目前メダカ
【ニックネーム】
【発見者(地域)】木下一好(徳島県)
【説明】
目が斜め前を向いている品種で、正面から見るとメダカを目を合わせることができます。目の角度には個体差があり、正面から見た時の印象が大きく異なります
【特徴】
目前

 


2008年                       

写真 説明
【品種名】朱赤水泡眼メダカ
【ニックネーム】香世(かよ)
【発見者(地域)】久保河内巴(広島県)
【説明】
第1回春季品評会に出品されたメダカです。金魚の水泡眼に似ていることから名前が付けられました。
【品種名】朱赤透明鱗メダカ
【ニックネーム】
【発見者(地域)】小宮正城(福岡県)
【説明】

楊貴妃メダカの朱赤体色に透明鱗の遺伝子を加え、より赤みの強いメダカへと進化した品種です。頭部にだけ朱赤色が現れる個体や、体に飛び飛びん朱赤色が現れる個体など様々な個体が産まれます。


2009年

                      
写真 説明
舞姫 【品種名】朱赤透明鱗ヒカリメダカ
【ニックネーム】紅(くれない)
【作出者(地域)】小宮正城(福岡県)
【説明】

楊貴妃透明鱗メダカのヒカリ体型に当たる品種です。楊貴妃透明鱗とは異なり、小宮氏が発表した紅は、体の一部に明確に朱赤が現れず白くなる部分があり(白飛びなどと呼ばれる)、この形質が後の二色メダカ、三色メダカの誕生に大きく寄与することとなります。同系統で作出されたものに篤姫(あつひめ)と呼ばれる系統がありますが、朱赤の色合いがやや異なります。
【品種名】白幹之アルビノメダカ
【ニックネーム】
【作出者(地域)】長岡龍聖(兵庫県)
【説明】

アルビノメダカ幹之メダカの交配により作出されたメダカです。アルビノ特有の体色に幹之の光が入り、より神秘的で美しいメダカとなりました。当時、幹之は青体色とと白体色にしか遺伝しませんでしたが、初めてそれら以外の体色に幹之が遺伝した品種です。
【品種名】白体内光メダカ
【ニックネーム】彩光(さいこう)
【発見者(地域)】戸松具視(埼玉県)
【説明】
2008年品評会にて、
戸松具視氏により出品されたメダカです。体内光とは通常の幹之の光とは異なり、体の中が光っている品種です。蛍光灯の電気を切った後の青白い光に似た光を発しています。
【品種名】ピンクスーパーヒカリメダカ
【ニックネーム】秋桜(こすもす)
【作出者(地域)】小宮正城(福岡県)
【説明】

可愛らしいピンク体色と、背中に輝く強い光が特徴のメダカです。
【品種名】出目ビッグアイメダカ
【ニックネーム】
【作出者(地域)】仁井谷努(広島県)
【説明】
通常より目が大きく、目が横に飛び出して出目にもなっている品種です。
【特徴】
ビッグアイ

 
 

2010年

                      
写真 説明
【品種名】琥珀透明鱗スモールアイサムライメダカ
【ニックネーム】信長(のぶなが)
【作出者(地域)】大場幸雄(広島県)
【説明】

改良メダカ10年の集大成。スモールアイ(2001年作出)、サムライ(2002年)、琥珀メダカ(2004年作出)、透明鱗メダカ(2005年)の四種のメダカを交配し作出。赤い鎧をまとった鋭い眼光の武将「信長」、当時100万円の値が付いたメダカとして話題を呼びました。

 
 

2011年

                      
写真 説明
【品種名】マリンブルーメダカ
【ニックネーム】マリンブルー
【作出者(地域)】長岡龍聖(兵庫県)
【説明】

透き通った体色に、体内の水色がひときわ目立つさわやかなイメージの品種です。幹之メダカから黒系の体色を除くことで作出されました。
 
     

2012年以降に作出された品種一覧こちらをご覧ください。

加筆中の品種や、今後新種認定された品種も順次加えていく予定です。

※本ページでは、めだかの館スタッフが実際に目視で確認した品種および確認した作出年度をまとめて掲載しています。品種の形質や作出年度等の誤り、ご指摘、その他品種に関する情報等がございましたら当店までご連絡いただければ幸いです。
 

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