第9回 秋季 日本めだか品評会 結果発表


 今年も全国のメダカ愛好家から、304点の素晴らしいメダカ達の出品があり、日本一を決める第9回秋季日本メダカ品評会が開催されました。
 
 今回の最優秀日本メダカ協会賞は「ピュアブラック黄金ヒカリ」。全身の黒さに加え、ヒレの部分にも黒の色素がある、まさに純黒と呼ぶに相応しいメダカでした。優秀日本メダカ協会賞では「紅白ラメ」、「琥珀ヒカリ」が選ばれました。双方厚みのある健康的な個体で、体色の良さもさることながら大切に育てられたのだと感じることが出来るメダカでした。

 

 各部門の一席に選ばれたメダカ達も、現代の改良メダカを象徴するような素晴らしい個体ばかりで、来場された方々も感嘆の声を漏らしていました。どのメダカが最優秀日本メダカ協会賞に選ばれてもおかしくない様な、非常にレベルの高い品評会だったと感じています。
 

 今年度の品評会は春季、秋季共にブラック体色の個体が最優秀賞となる結果でした。鮮やかな体色だけではなく、黒をより黒くする事に趣を感じることが出来るのはメダカ特有の感覚かもしれません。
 
 来年の品評会は、節目となる第10回目の大会です。この10年間で、メダカは驚くほどの進化をしました。日本メダカ協会では、第1回大会から出品されたすべてのメダカを冊子として残しています。来年の「日本メダカ品評会」ではどんなメダカに出会えるのか、楽しみでしかたありません。

 
 品評会の詳しい順位などは、
日本メダカ協会のホームページをご覧ください→リンクhttp://jma-medaka.jp/
 

品評会会場の風景

 今回の品評会は過去最高の304点の出品数でした。全国のメダカ愛好家の方々が手塩にかけて育てられたメダカ達が揃い、会場内は日本一を争う高貴な雰囲気に包まれていました。来場された方も、並べられた水槽をじっくりと見て、質の高いメダカを見比べていました。
 

 また、今大会期間中は台風の接近に伴い、準備期間も雨が降る中行われました。当日集まったボランティアスタッフの皆様のおかげで素早くセッティングを済ませることが出来ました。一般公開期間中も、強風や雨が降り注ぐ中、万が一に備え会場に待機をしていただいた方、過去最高の出品数となった今大会のメダカを、3日間にわたり撮影してくれた方など、ボランティアスタッフの方々のおかげで無事に開催されたことをここにお伝えいたします。

 

コンテンツを見る

2024年3月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31